健康的な生活を!管理人のぽんでやすです。
たんぱく質は、三大栄養素の一つで、肉や卵、豆腐など身の周りの食品にたくさん含まれています。
しかし、意外に取りにくい栄養素だとご存知でしたか?
そして、花粉症にはどの様な効果があるのでしょう?
◾意外に取れないたんぱく質
たんぱく質は体重1kgあたり、1gほど必要と言われています。
だからと言って、一日に100gの肉を食べてるから大丈夫かと言えば、そうではありません。
例えば、100gの牛肉のうちたんぱく質は20g弱しか含まれていません。
しかも、たんぱく質が身体に吸収されるにはアミノ酸に分解されなければいけません。
しかし、全てのたんぱく質がアミノ酸に分解されるわけではないのです。
つまり、体重60kgの人がたんぱく質60gを取るには単純に300gを食べるだけでは足りず、アミノ酸への分解などを考えると400gくらいは必要になると思われます。
毎日、このくらい食べてますか?
もちろん、牛肉だけがたんぱく源ではありませんが、他の食べ物の場合でも毎日となると量的に厳しいものが多いです。
問題はそれだけではありません。
肉や卵からたんぱく質を取ると、もれなく脂質もついてきます。
つまり、たんぱく質を摂取しようと食べれば食べるだけ、アブラも沢山入ってくるのです。
脂も身体に無くてはならない栄養素の一つですが、肥満や病気の元であり、農薬など油溶性の毒素を蓄積してしまうので、余分な脂肪は控えたいものです。
良質なたんぱく質を沢山取り、なおかつ悪い脂を余分に取らなくて済む為には、魚や大豆製品を沢山食べた方が良いですね。
さらに足りない分を、植物性プロテインで補えばオッケーです。
ちなみにプロテインは、「アミノ酸スコア100」の物を選択して下さい。
アミノ酸スコア100とは、必須アミノ酸がバランス良く配合された事を示す指標です。
必須アミノ酸とは、身体に必ず必要なアミノ酸で、しかも身体の中で合成できない9種類のアミノ酸の事です。
この必須アミノ酸のバランスが悪いと、必須アミノ酸のうち一番少ない成分に合わせて身体に取り込まれるので、その他の必須アミノ酸が身体に吸収されず無駄になってしまいます。
※周囲の高さが異なる桶に水を入れると、一番低いところから水が漏れ、その高さに合わせた水の量しか汲むことができないのと同じですね。
※周囲の高さが異なる桶に水を入れると、一番低いところから水が漏れ、その高さに合わせた水の量しか汲むことができないのと同じですね。
この様にたんぱく質はキチンと取ろうと思ったら意外に大変ですが、中途半端だと無駄が多くなる面倒なものなので、考えるのが面倒な方にはなおさらプロテインをオススメします。
◾たんぱく質と花粉症の関係
細胞そのものや炎症、免疫反応を調整するサイトカイン、身体に様々な指令を伝達するホルモンなど、身体はたんぱく質から出来ていると言っても過言ではありません。
炎症を起こした肌や粘膜がターンオーバーで新しい細胞に入れ替わるのもたんぱく質のおかげです。
というより、十分なたんぱく質が無ければターンオーバーに時間がかかり、外からの病原菌等の侵入を防ぐ要たる皮膚や粘膜による防御がおろそかになってしまいます。
そこへ花粉などのアレルギー物質が侵入してきたらどうなるでしょう?
あってしかるべき防御壁を建てて、その防御壁を最新のものに更新し続ける為に非常に重要な役割を果たすのがたんぱく質なのです。
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