みなさん、冷水シャワーを浴びてますか?
先日は山梨で39度という猛暑の日がありました。
2013年6月の熱中症による救急搬送者は、昨年の2.3倍にもなったそうです。
エアコンを使っていても、熱中症になった方もいらっしゃいます。
エアコンでは、体の表面から冷やすのですが、日中に体内に籠った熱はなかなかそれだけでは放出されてくれません。
冷たい飲食物で体の中から冷やそうとしても、内臓の動きが悪くなりますので、冷たい飲食物を受け付ける量には限界がありますし、何より免疫のかなめである「腸」や「善玉腸内細菌」の活動を弱めてしまいます。
一方で、首や脇や股関節など、動脈が皮膚に近くにある部分に氷などを接触させて冷やすのは緊急の方法として良いでしょう。
冷水シャワーは、 エアコンと氷の接触の中間の手軽で安全な方法だと捉えています。
◆その利点は
・冷水シャワーは、空気より密度が高くて、氷よりも冷たくなく、安全。
・水という膜で体の表面を覆い、絶え間なく流れてくる冷たい水が全身から熱を奪って流れ去って行きます。
・全身の毛穴にある立毛筋を刺激して、皮膚による体温調節能力を活性化します。
・体の末端にある皮膚表面の毛細血管を収縮・拡張させ、血管や自律神経を刺激します。
つまり、一定の温度環境に置かれやすく、変動する環境に対応できにくくなった体を意識的に刺激することで、本来の環境適応能力に戻す作用がある方法です。
(数値的に検証した訳では無いので、私見です。しかし、経験的にもそうだと実感はしております。)
春や秋、冬に開始するには、結構強い意志が必要です。
夏ならばとても気持ちよく、自然に習慣に根付きやすいと思いますので、お勧めですよ!
冷水シャワーの具体的な手順と、効果については「冷水シャワー健康法」の記事をごらんください。
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