2015年4月21日火曜日

過敏性腸症候群(IBS)の改善方法 その1「あるがままの自分を受け入れる」

皆さん、健康的な毎日を過ごしていますか?
健康的な毎日を!管理人のぽんでやすです。

過敏性腸症候群(IBS)である私から、IBSに苦しんでおられる方々またはIBSとは気づかずに苦しんでおられる方々へ、過敏性腸症候群の改善方法をこれから書いていきたいと思います。
自分に対しては効果があったと思われたもの順に書いていきたいと思いますが、その第一番目は、「あるがままの自分を受け入れる」です。
精神論かよ!!とがっかりしないでくださいね^^;


なぜ、これが一番なのかは理由があります。


これは、「森田療法」という心身症に対する治療法の一つを紹介した本に記載されていた言葉なのです。
振り返ると高校時代にIBSになり(当時は全く分からず、医師に診断されたのはそれから4年ほど経ってからでした。)これは一体何なんだ!!!とビックリして思い悩み、毎日学校の図書館に避難しつつ書物を読み漁ったのですが、この言葉に出会ったお陰で誰を恨む事も無く自分を見つめる事が出来たのです。


IBSに悩まれている方は、出来るだけ早くIBSの症状から解放されて、悩みの無い「普通」の生活に戻りたいと言う気持ちをお持ちかもしれません。
自分も高校時代からコントロール出来るようになるまでの間、かれこれ20年間はそのような事を考えて焦り、悩み、あきらめ、嘆いて過ごす事もありました。
しかし、その度に「あるがまま」の心に立ち返って、焦らず、ただただ自分を受け入れつつ治療への道を探していく事が出来ました。


IBSは自律神経のトラブルなので、症状に対する焦りや不安や悩みがあると、さらに症状を根深くするという悪循環に陥ります。
なので、この「あるがままの自分を受け入れる」という心がけはその悪循環を断ち切り、治療への道を確実に進む為に無くてはならない心がけだと思います。


まずはあるがままの自分を見つめてください。
それが惨めでも、それが今のあなたなのです。


ただし、惨めなあなたが「良い」のか「悪い」のかという評価は勝手に下さないでください。


自分で自分に下す評価は、この場合は全く意味がありません!!
ただただ見つめてください。
「あ〜お腹が不快だなぁ」「あ!今おならが産まれた!」「こんな事を言われたり、考えるとお腹が痛くなるのだな」


この段階では、これを急いで改善しようともがかないでください。
ただ、ゆらゆらと海の上に浮かんで心地よさを体験しているように徹底的に客観的に見つめてください。
そしてそれを受け入れてください。
むしろ、「よ〜し!お腹を痛くするぞ〜!」とか「おならをドンドン作ってみよう!」と言う方向で。

自分を否定したり、症状を治そうと悩み、がんばり、症状を隠そうなくそうとすると手ひどい逆効果を食らうはめになります。


この「あるがままの自分を受け入れる」心がけが出来たら、次はより心を落ち着かせるために重要な呼吸法を行います。


過敏性腸症候群(IBS)の改善方法 その2呼吸法について>>


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過敏性腸症候群(IBS)の改善方法

皆さん、健康的な毎日を過ごしていますか?
健康的な毎日を!管理人のぽんでやすです。


皆さんは緊張するとお腹が痛くなったり、普段から便秘や下痢を繰り返したり、電車に乗ると急にトイレ(大)に行きたくなったりしませんか?
それはもしかしたら、過敏性腸症候群(IBS)の症状かもしれません!


過敏性腸症候群とは、検査をしても器質的に問題が無い(つまり臓器に潰瘍やポリープなどの症状が見られない)にも関わらず、下痢や便秘や腹痛、腹部の違和感、ガスによる膨満感などの症状が起こる腸(主に大腸)の機能性障害の事です。


いわゆる、「緊張したら急にお腹が痛くなって来た!」というのが毎日の様に発生する状態で本人としては緊張を感じていない事もあります。


過敏性腸症候群には以下の分類があります。

■不安定型
 腹痛や腹部の不快感(膨満感)、下痢や便秘が交互に現れる
■慢性下痢型
 ストレスや不安を感じると下痢になる。
■分泌型
 強烈な腹痛が起こって、その後に大量の粘液が排泄される。
■ガス型
 おならが漏れて、周囲に気がつかれていないか不安にかられ、余計におならが発生してしまう。



実は私は、過敏性腸症候群(IBS)の疾患を持っていますので、自律神経が乱れるとその症状が顔を出す事があります。
もっとも、今から約6年ほど前にコントロールする術を身につけてからというもの、日常生活ではほとんど気にかけなくていいくらいのレベルに治まっていますので、かなりの肉体的精神的疲労やストレスが加わらないと症状は出てこないようになっていますが。
「術」と言っても眉唾なものでも大げさなものでもありません。
いくつかの習慣の積み重ねと、考え方呼吸法に関するちょっとしたコツです。
これらに関して情報提供をして行きたいと思いますので、参考にしていただけたらと思います。




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